【魔の大移動】モロッコ・シャウエンからスペイン、そしてポルトガル・アゲダまで陸路での大移動。(スペイン編)その1 - よし記


【魔の大移動】モロッコ・シャウエンからスペイン、そしてポルトガル・アゲダまで陸路での大移動。(スペイン編)その1

(この日の出来事は長過ぎるので、2つに分けて書きます)

目が覚めると、僕はきったないバスターミナルの床の上で横になっていた。

前日、港行きのバスがなく仕方なくバスターミナルで寝たんだった。

2泊したシャウエンを出る日。 シャウエン→タンジェと移動して、タンジェの空港からポルトガルに飛ぼうかなとぼんやり考えていた。 ...

辺りを見渡すとまだ暗い。

時間は5時半くらい。

今日の目標は、朝一バスで新港に行きフェリーでスペインへ国境越え。

(タンジェには旧港、新港の2つの港がある。)

そしてバスでポルトガルまで(あわよくばアゲダの街まで)。


移動方法はこんな感じ。

タンジェ バスターミナル【モロッコ】

↓ バス

タンジェ 新港【モロッコ】

↓ フェリー

アルヘシラス 港【スペイン】

↓ バス

セビーリャ【スペイン】

↓ バス

リスボン【ポルトガル】

↓ 電車(乗り換え3回)

アゲダ【ポルトガル】

中々ハードそうやけど、長距離移動は色々ゆっくり考えられるからそんな嫌いじゃないし、結構いつでも爆睡するから長くも感じなかったりする。

バスの時間帯とかもよく分からんけど、1つ1つ調べるのもめんどくさい(あんまり情報も出てこない)し、全然急いでもないからその都度聞きながら行こ〜っと楽観的に考えてた。

(この時は、この日が過去最悪の移動日になる事をまだ知らない。)

移動開始

取りあえず港行きのバスを探す

前夜、ブログで駅前から「I3」のバスに乗って行ける事が分かり実際に確認してたのでそれに乗るつもりだったが、20数キロのバックパックを背負ってまた20分歩くのもダルかったので、バスターミナルの近くから出るやつがないか聞いて回る事に。

すると、すぐ港行きはあっちだ!っと教えてくれてそのバスにたどり着いた。

ブログに書いてた「I3」の84円バスではなく、少し高いバス(300円)だったが

それでも大した値段ではなかったのでそれに乗る事にした。

6時半にバスターミナルを出発し、約1時間。

タンジェ新港(MED)に到着。

モロッコ最後の最後にぼったくり?

早速チケットを買いに行く

カウンターの前には数人の客と店員らしき人達が居て、店員らしき男2人が「チケット?」と聞いてきた。

カウンターの中には店員のお姉さんも。

そうだ。と答えると、男の一人に「320ディルハムだ!」と言われた。

前日ちらっとネットで見た情報だと、220ディルハムくらいだったから

モロッコの通貨を残り270ディルハムくらいしか持ってなかった。

値上げなのか、違うフェリー会社なのかよく分からないが、値段が聞いていたものと違う事は旅中よくある。

聞くと足りない分はユーロでも払えるとの事なので、ある分のディルハムと10ユーロを渡す。

その間に出国に必要な用紙の記入をする(2人の男がほとんど書いてくれた)。

そして「フェリーがもう出るから急げ!」と急かされた。

270ディルハムと10ユーロ払ったが、おつりが5ユーロほどあるはずなので

「まだおつりをもらってない!」というと、「用紙書くの手伝ったし、俺のコーヒー代としてくれ」と言う。

はぁ?っと思ったが時間もないと言われてるし、確かに急いで手伝ってくれたし、5ユーロ(約600円)くらいくれてやるか!と思ってめんどくさいから「いいよ!」と言ってフェリー乗り場に向かった。

そして向かう間も途中まで男のうちの1人が、僕のでっかいバックパックを早足で運んでくれて、内心「そんなに急がないと乗れないくらいギリギリなのか?」と不安になりながらも関税の前まで着くと、「手伝ったから俺にもコーヒー代をくれ!」と言ってきた。

何だこいつらと思いつつも、「さっきのやつに5ユーロあげたからそれを2人で分けてくれ!」と伝えたが中々しつこい。

急がないといけない気持ちもあったので、食い下がってくる男を半分無視しながら関税へと向かう。

(モロッコからスペインへと国境越えなので、もちろん空港のように荷物も点検され関税も通らないといけない。)

男達のがめつさに不信感を抱きながらも、頭の中は急がないとフェリーに間に合わないということでいっぱいで、急いで関税を通ってフェリー乗り場へ。

そしてフェリー乗り場に到着し、チケットへ見せる。

「まだだからここに座って待っとけ」と言われる。

チケットには10時発と書いている。

この時まだ8時過ぎ。。。。

そしてようやく冷静に考える頭が戻ってくる。

「あいつら嘘つきよった。」

「てかそもそもあいつら店員じゃなかったんか?」

(モロッコではバスのドライバーやスタッフは基本私服なので、誰が店員かは判別不可能。)

「まさかあのチケット代も嘘ついてぼったくられたのか?」

「急かしてたのは考える暇をなくして関税を通らせて、戻って来れなくさせる為だったのかも」

色んな事が一気に頭をよぎった。

でもカウンターの向こう側にはフェリー会社のお姉さんも居たし、そんな目の前で嘘の値段言ってぼったくられる事も考えにくかった。

ただこういう国では店員やホテル、タクシーの運転手などがグルになってお金をぼったくったり奪ったりっていうのはよく聞くので、なにも不思議ではなかった。

真相は未だに分からないままやけど、多分手伝って小銭もらおうっていう比較的かわいらしいパターンの人達だったと思う事にした。笑

1時間ほど経ってフェリーに乗り込み、さらに1時間待つ。

スペイン上陸

10時にフェリーが動きだし、約2時間でスペインのアルヘシラスに到着。

12時過ぎ。

取りあえずポルトガルの首都、リスボンまで行くバスを探す。

いくつかバス会社があったが、スペインでは一番有名なアルサ(ALSA)へ。

無愛想なおばさんスタッフに聞くと、バスは夕方6時45分に出発して途中セビーリャで別のバスを乗り換え、リスボンには早朝に着く。

料金は75ユーロ(約10,000円)。

場所は目の前のバスターミナルから出るとのこと。

待ち時間は6時間以上あるけど、旅する中で6時間は短い方。

取りあえず昼ご飯でも食べようと近くの店に入る。

生ハム、チーズを挟んだパンと、コーヒーで5ユーロ(約600円)。

ちょっと高いけど周りに他の店もないからまぁ仕方ない。

無料Wi-Fiもあったから、色々調べたりインスタ更新したり、ボーッとしてたらバスの時間に。

この時点で前日の移動から約24時間経ってるがこの時まではまだ全然余裕で元気だった。

この時までは・・・・

続く

前半の記事を読んでいない方はこちら 悪夢の移動開始 取り合えず言われたバス乗り場に行き、バスを探す。 ...

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