魔の大移動、最終日。
目を覚ますと、バスはどこかのバスターミナルに停まっていた。
前日リスボン行きのバスの無事乗り込み、そのバスがリスボンに着いたようだった。
前日の記事を読んでいない方はこちら。
ヨーロッパ全体で使えるSIMを持っていたのでiPhoneを見てみるがなぜか圏外。
仕方ないので直接聞いてみることにした。
一番最初に目に入ったバスのチケットカウンターで聞いてみる。
「ノーイングリッシュ。」
てきな事をポルトガルで言われた。
それくらい英語で言ってくれたらいいのに。
携帯の充電もほぼなかったのでその辺のコンセントでしばらく充電して
近くのカフェが開いたのでそこに入る事に。
コーヒー、パンで1.4ユーロ(約180円)。
(写真なし)
まぁまぁ安い。
少し休憩して、また聞き込みを始める。
「ノーイングリッシュ。」
「ノーイングリッシュ。」
みんな英語を喋ってくれない。
と、ようやく若めのバスドライバーが英語を喋ってくれて
ちょっと歩いた所に電車の駅があると教えてくれた。
ここリスボンからは、電車を乗り継いで
傘の街、アゲダまで向かう。
地下鉄の改札付近に行くとWi-Fiがあった。
ネットで行き方を調べ、始発を待って電車に乗る。
2回乗り換えで約3時間の移動。
ここからはもう余裕(多分)。
ただもう前日の疲れが溜まりきっててもう限界寸前。
長距離移動は全然大丈夫やと思ってたけど、言葉が伝わらんかったり
乗り換えが思うように出来へん事がこんなに大変やと思ってなかった。
途中アベイロ駅で乗り換え約1時間。
その間にカフェに入る。
(ここ2日間こんなんしか食べてない。)
コーヒーとパンで2.1ユーロ(約280円)。
それから2両の小さい電車に電車に乗ってアゲダへ。
電車っていうよりエンジン音とか聞こえるし、ドアは閉まらずに走り出すし
ローカル感満載やった。
停まる駅のアナウンスもないし、駅は全て無人駅。
超田舎!!笑
40分程でアゲダに到着。
乗客ほとんどここで降りてた。
そのまま宿へと向かう。
途中、傘が見える所もあったが疲れすぎてそれどころじゃない。笑
徒歩10分程で宿に到着。
めっちゃ綺麗。
そして宿の目の前も傘の通り。
部屋もめっちゃ綺麗で木の匂いもするし、今はオフシーズンらしく
14人部屋なのに泊まるのは僕一人だけだった。
約40時間の移動を終えた僕は、シャワーだけ浴びて
満点の傘には目も暮れず、死んだかのように次の日の朝まで12時間程寝るのであった。
(この後も疲れが取れず、傘以外何もないこの田舎町に5日間も滞在した事は秘密。笑)
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